鍼は痛い？

鍼は痛いと思われがちですが、痛くないと断言することはできません。
ただ、通常は、強く揉まれたりするよりは痛くないと思います。揉み返しも無いですしね。

鍼灸学校では練習で学生同士でお互いに刺鍼しますが、
その時は、はっきり言って痛いです。
つまり、刺鍼技術が上手で、ツボに刺すと痛くありませんが、
刺し方が下手で痛点に刺さってしまうと痛いです。

鍼灸師は、試験を受けてはり師ときゅう師の国家資格を取得するのですが、
筆記試験なので、試験項目に「痛くなく刺す事ができる」という項目はありません。
痛くなく刺すには、鍼灸学校を卒業してから、
鍼灸院で経験を積むか、学会に入って講習で練習するか、自分で技術を磨くしかありません。

それと、鍼灸には様々な療法があって、触れるだけの鍼から、刺さずに木槌で打つ鍼、
深く響かせて刺す鍼、掌に刺す鍼など様々です。
鍼の種類も細いものから太いものまで幅が広いです。
これも鍼の目的や療法によって痛みが有ったり無かったりです。

結論は、施術者、鍼灸院次第ということになります。
まずは鍼灸院に問合せして、痛くないかどうか聞いてから来院するのが良いと思います。

当院では痛くないように刺鍼しています。